2008-06-18

愉しい人生のために - 『ラクをしないと成果は出ない』 (3)

(2)の続き。

最後に、家庭生活、友人知人とのつきあいで、忘れずにおきたいことを示すのに2ヶ所引用。

1つめ。


 どんな業界にも、共通認識や専門用語があります。同僚や同業者どうしなら、細かに説明しなくても、阿吽の呼吸でわかります。
 ところが妻でも夫でも恋人でも、部外者に説明する際には、不可欠な要素がいくつかあります。まず、自分の仕事がどういうものなのを自分自身、理解していること。次に、それをきちんと説明する言語能力。さらに、利害関係がないプライベートな間柄の相手にも興味をもって聞いてもらえる、話のおもしろさ。


自分の仕事を仕事仲間以外に語る、という訓練は仕事でも活きます。
システム構築についてはある意味「素人」のお客さまの前でさえ、ついつい「システム屋語」で話をしてしまうことがあります。「お客さま語に翻訳する」ことができて、なんぼの仕事なんですが...
普段の生活のなかでは、「システム屋語」を使わないようにすることで、「翻訳」の精度も上がっていきます。

もちろん、定年になったとたんに妻から「さよなら」されないためにも意識しておきたいポイントです。

2つめ。

 遅刻してきた人を怒って、なにか得があるでしょうか。
(略)
 待たされても怒らない、この寛大さはプラスになります。
(略)
 そのためには「待たされるための準備」をしておくこと。


私は待たされるのが嫌いな性質でした。(今でもそうかな)
でも、恋人に対して遅刻したことを怒る自分がもっと嫌だったので、例えば、渋谷で待ち合わせる場合には、
ハチ公前ではなく、タワーレコードにする
ことでイライラせずにすむ方策を立てました。
悪くはない努力だったと思います。



本書の内容に影響され、書斎を持とうと思います。
が、実際のところ私のノートPC周辺は本だらけ、かつ自分の仕事道具だらけであり、ほぼ書斎である感もあります。
元は食卓だったのですが...

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ラクをするためのツール - 『ラクをしないと成果は出ない』 (2)

(1)の続き。


ゴールを必ずイメージしてから仕事に取りかかる
お金で自分の時間は買えない。他人の時間なら買える
自分にできない仕事をしている人を、素朴に尊敬する
共有する言葉の定義を明確にしないと、誤解が量産される


それなりに大規模なシステムの構築、維持管理となると、上に挙げたことの繰り返しです。
ゴールに対して共通のイメージを持たないと、各機能を担当するサブシステムの分担にぶれが生じます。
その目的で、「設計書」なるものが存在します。ぶれがないかどうか、確認するのが「レビュー」です。
「用語集」を作成して、言葉の定義を統一する努力も必要になります。

人の時間を買って、成果を上げていくのだということ意識していないと、自分しかできないことをやる時間がありません。どのように時間を使うのか示すために、「スケジュール」を提示しないと、時間を買うことに対しての周囲の納得が得られません。

自分ができないことを易々をこなすスキルの高い仲間を見て、尊敬しないわけにはいきません。嫉妬する暇があったら、どうやったら同じことができるのか考えます。



(3)へ続く。

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2008-06-17

どうしてラクなのか考えよう - 『ラクをしないと成果は出ない』 (1)

『ラクをしないと成果は出ない』を読みました。
1番~10番の基本編を抑えるだけでもラクができそうです。



文のなかから、自分の生活、仕事に活かせそうなポイントをいくつか。


「前任者の知恵を拝借しよう」と納得してやれば、合理的かつラクに仕事ができます。


私はSIer(システムインテグレータ、いわゆるIT企業)に所属しています。
新人のころ、新しいシステムを構築するチームから異動になり、システムの維持管理をしているチームに配属になったとき、私自身、作者と似た行動を取っていました。
手順書どおりにやればよいものを、もっとうまい方法がないかと試行錯誤してみたり...
結局、手順書どおりにやるのがいちばん合理的であるということに気がつくまでに、3ヶ月くらいかかりました。

ただ、もっと楽なやりかたはないか、と考えること自体は糧になっていると考えています。
自分より後に同じチームに配属になった人を見ていて感じるのは、このような思考訓練をしないと、「どうして自分がラクをできているか」ということに気がつかないのではということです。
言われたとおりやっていればいい、という考えかたの人は、他の人や後から来た人がラクになる手段を考えることはできません。
なぜこのような役割分担で仕事をするのか、なぜこのようなアウトプットが必要なのか、なぜこのようなスケジュールの組立てになっているか...いちいち疑問に思う人は、(最初はうっとうしいですが)いっしょに仕事をしていて楽しいです。

そのような思考をする人がより難しい仕事でもこなしていけるのではないかと思います。
実践していきたい内容です。

(2)へ続く。

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