(2)の続き。
最後に、家庭生活、友人知人とのつきあいで、忘れずにおきたいことを示すのに2ヶ所引用。
1つめ。
どんな業界にも、共通認識や専門用語があります。同僚や同業者どうしなら、細かに説明しなくても、阿吽の呼吸でわかります。
ところが妻でも夫でも恋人でも、部外者に説明する際には、不可欠な要素がいくつかあります。まず、自分の仕事がどういうものなのを自分自身、理解していること。次に、それをきちんと説明する言語能力。さらに、利害関係がないプライベートな間柄の相手にも興味をもって聞いてもらえる、話のおもしろさ。
自分の仕事を仕事仲間以外に語る、という訓練は仕事でも活きます。
システム構築についてはある意味「素人」のお客さまの前でさえ、ついつい「システム屋語」で話をしてしまうことがあります。「お客さま語に翻訳する」ことができて、なんぼの仕事なんですが...
普段の生活のなかでは、「システム屋語」を使わないようにすることで、「翻訳」の精度も上がっていきます。
もちろん、定年になったとたんに妻から「さよなら」されないためにも意識しておきたいポイントです。
2つめ。
遅刻してきた人を怒って、なにか得があるでしょうか。
(略)
待たされても怒らない、この寛大さはプラスになります。
(略)
そのためには「待たされるための準備」をしておくこと。
私は待たされるのが嫌いな性質でした。(今でもそうかな)
でも、恋人に対して遅刻したことを怒る自分がもっと嫌だったので、例えば、渋谷で待ち合わせる場合には、
ハチ公前ではなく、タワーレコードにする
ことでイライラせずにすむ方策を立てました。
悪くはない努力だったと思います。
本書の内容に影響され、書斎を持とうと思います。
が、実際のところ私のノートPC周辺は本だらけ、かつ自分の仕事道具だらけであり、ほぼ書斎である感もあります。
元は食卓だったのですが...
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