『ラクをしないと成果は出ない』を読みました。
1番~10番の基本編を抑えるだけでもラクができそうです。
文のなかから、自分の生活、仕事に活かせそうなポイントをいくつか。
「前任者の知恵を拝借しよう」と納得してやれば、合理的かつラクに仕事ができます。
私はSIer(システムインテグレータ、いわゆるIT企業)に所属しています。
新人のころ、新しいシステムを構築するチームから異動になり、システムの維持管理をしているチームに配属になったとき、私自身、作者と似た行動を取っていました。
手順書どおりにやればよいものを、もっとうまい方法がないかと試行錯誤してみたり...
結局、手順書どおりにやるのがいちばん合理的であるということに気がつくまでに、3ヶ月くらいかかりました。
ただ、もっと楽なやりかたはないか、と考えること自体は糧になっていると考えています。
自分より後に同じチームに配属になった人を見ていて感じるのは、このような思考訓練をしないと、「どうして自分がラクをできているか」ということに気がつかないのではということです。
言われたとおりやっていればいい、という考えかたの人は、他の人や後から来た人がラクになる手段を考えることはできません。
なぜこのような役割分担で仕事をするのか、なぜこのようなアウトプットが必要なのか、なぜこのようなスケジュールの組立てになっているか...いちいち疑問に思う人は、(最初はうっとうしいですが)いっしょに仕事をしていて楽しいです。
そのような思考をする人がより難しい仕事でもこなしていけるのではないかと思います。
実践していきたい内容です。
(2)へ続く。
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