朝、ビルのロビーでのふたりの女性の会話。
A「Bさんって、家近いよね。」
B「うん、駅ふたつだからね。」
A「近いほうが楽だねー。私電車の乗っているだけで30分」
B「でも、Cさんは電車で1時間くらいかかるところにわざわざ住んでいるらしいよ」
A「えぇ? なんで?」
B「通勤電車で朝刊が読みおわらないから、だって」
A「わけわかんない。近くに住んで、家で読んでから出てくるなり、早く会社来て読むなり、近くのスタバで読むなりすればいいのに」
B「そうだよねー」
私には、Cさんの気持ちがわかるような気がします。
行き帰りの通勤列車内あわせて1時間半程度時間で、文庫、新書を中心に読書をこなしています。
職場が近くなったら、読書量がた落ちしそうです。
なぜ、電車のなかなんでしょうか。
自宅で、なぜ読めない?
「他にできること、やることがあるから」
子どもがいる家庭では、子どもが寝付くまでおちおち本も読めないでしょう。
パソコンにむかって、ネットサーフィンしてしまうかもしれません。
テレビを見てしまうかもしれません。
他に誘惑が多いのが、いけません。
喫茶店で、なぜ読めない?
「なんか落ちつかない」
コーヒーを飲み終わると、席に居座ることができない私は小心者。
職場で、なぜ読めない?
「仕事をさぼっているようにしか見えない」
職場で朝から新聞や本を読んでいると、さぼっているようにしか見えないのは私だけでしょうか。
しっかり勤務時間にカウントされているんでしょ?
電車が読書に向く理由
1) 他にすることがない
2) 落ち着く
3) 周囲の目が気にならない
電車のなかにいると、他にすることと言えば、ケータイいじるか、DSやるかといったところ。
音楽が流れ出るイヤフォンを耳栓がわりにして、読書に集中するにはいい環境です。
また、電車に乗るということは、目的地にたどりつくまでは、席を占有していても誰も文句はいいません。
下記のページを参考に混んでいる車内でも、落ちついて本に向かうことができます。
通勤電車で快適に読書する方法
http://www.asahi-net.or.jp/~nx7r-tsm/howto.htm
座席に座っていても、目の前に席を譲るべき相手がいる場合以外は、それほど周囲の目は気になりません。
別に職場ではないですからね。
トイレや寝る直前のベッドのなかも属性が似ていて、読書に向いているように思えます。
快適な車内読書を!
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