私が所属する会社の新人研修では、ロジックやらC言語やらやっているはずなんだけど。
低水準言語での研修 - novtan別館
http://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20080714/p2
アセンブラ的なものからCPUが、プログラムが、どう動くのかを想像できるようになって欲しい。
最後は生のコンピュータがどのような動きをしているか、想像できるかにかかっているのと思います。
個人的には、テキストとして見えているデータも結局「2進数」の羅列なんだとわかったときに、世界が開けました。生のコンピュータに近い世界を垣間見た瞬間だと思っています。
結局新人の一年間で、社会人になるまで触れたことのなかったバイナリエディタと、すっかりお友達になれました。
開発環境とかミドルウェアいうのは、生のコンピュータをどんどん隠蔽する製品なんだと思います。
隠蔽はなんのためにしているかと言えば、楽をするためにしている。
生のコンピュータと直接格闘し続けるほど効率の悪いことはありません。
楽に開発できるものがあるんだったら、使いましょうよ。
隠蔽されているおかげで、ある程度の生産性が確保されているわけです。
(今時、アセンブラで組もう!なんて思ったら、人手も足りないだろうし)
でも、トラブルの元が、隠蔽されているところにあったときに対応できないなんて、顧客との窓口としてそれでいいのか。
どうして楽ができるのか、意識しなくていいのか。
一定人数は、生のコンピュータと近いところで戦える人が必要なのではないでしょうか。
新人育成のことに話しを向ければ、私がカリキュラム作ったら、『30日でできる! OS自作入門』を組みこみます。
14日目まで到達すれば、コンピュータと格闘する力は、SIerで働くのに必要な力以上に身につけることができると思います。
でも、ただの苦行と思う人の多さが懸念されて、新人研修ではやってくれないんだろうなぁ。
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